2022年6月14日(火)14:30~
在宅医療と介護を一体的に提供するため、市町村の地域支援事業として執り行われている『医療介護連携推進会議』が当院で開催され、近隣の施設の介護支援専門員や看護師等14名が参加され、当院院長が「長谷川病院の地域貢献~排尿自立と腎臓リハビリテーション」と題し、講演させていただきました。
講演の内容として、高齢者が悩む排尿障害、泌尿器科医が出来ること、事前にいただいた質問への回答や、普段あまり目にすることないと思われる術中の映像等をまじえた形でお伝えしました。
その中で、排尿の治療と評価は、個々の患者さん生活スタイルにあわせた見方が必要であり、医師だけではなく、看護師・社会福祉士・介護専門員・理学療法士他、複数の職種の方がチームとなって進めていく事が重要と伝え、参加された方々は、講演を真剣なまなざしで聞かれていました。
その後、当院のリハビリ室や透析室等の見学、実際の透析機器、腎臓リハビリテーションを目的とした体操の紹介等、参加された方々の業務に少しでも活かせることが出来たのではないかと考えています。
会を終えた参加者からは、「講演内容がわかりやすかった」「講演の内容が面白くて、時間の経つのがあっという間でした」「長谷川病院の敷居を高く感じていたが、これからは相談しやすくなりました」「透析室に入る機会が無かったので、貴重な体験をさせてもらました」という感謝の声をいただきました。
介護を必要とされる高齢者は、医療ニーズも高く、その方々が地域で安心して暮らし続けられるために、介護関係者と医療関係者が連携し情報を共有する事が、重要性が高いと考えます。
これからも当院はお役にたちたいと小便小僧は考えています。